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ご存じですか?花粉症初期療法

2020年1月22日
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1月中旬になりました。

敏感な方は鼻がむず痒くなったり、眼がしょぼしょぼしたりしてきませんか?

 

ひどいアレルギー性鼻炎の私は、すでにしっかりと薬を使い始めております。

 

さて毎年ですが、何となく症状が出ても、忙しかったり、我慢したり、市販薬を使用したりと頑張っているうちに3月中旬のピーク時に症状が重症になってしまう方も多くみえます。

 

アレルギー性鼻炎(花粉症)の治療ですが

本格飛散(今年の東海地方は2月20日頃)の1週間から数日前、または少しでも症状が

出始めた時から、1種類の薬を使用し始め、症状に応じて追加してゆくと

症状をしっかり抑えて、花粉症の時期を通常期に近い状態で乗り越えることができます。

 

当院では初期療法(症状が出る前から治療)として、アレルギーの内服、点鼻薬、点眼薬を処方しております。

2月中旬の本格飛散以降は混みあいますので、症状をお伺いして、上記のお薬を処方し、

飲むタイミング、症状をお話しております。

 

ここ数年で新薬が発売され、眠気が出にくい内服薬、しっかりと効果のでる内服薬、1日1回貼りかえるだけの貼り薬などライフスタイルに応じて適切にお薬を使用すれば、かなりの確率でコントロールが可能になってきました。

 

もちろん花粉を避けて頂くことも大切なので、マスク、眼鏡を使用したり、洗濯物、布団の外干しを避けたり、帰宅時にはコートを払ったり、うがいをしたりといろいろと同時に行って頂くと効果的だと思います。

 

何かありましたらいつでもお気軽にご相談くださいね。

 

                     文責:院長 荒木幸絵(耳鼻咽喉科)

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