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緊急事態宣言も解除され、人との接触の機会が少しずつ増えてきますね。

そこで新型コロナウイルス以外の感染症にも注意が必要になってきます。

今回は、百日咳についてご紹介いたします。

百日咳は、百日咳菌による長引く咳が特徴的な感染症です。百日咳は小中学生世代で多く認められる傾向があります。このような状況のなか、咳が長引く病気は特に予防したいものです。

日本では、百日咳感染症予防として、0歳と1歳のときに合計4回の定期の予防接種を行っています。しかしワクチンをちゃんと接種していても、4~7歳のときには発症予防に必要な免疫力を保っているお子様は40%未満との報告があります(IASR 2017;38:31-33)。

そこで日本小児科学会は、

①就学前(年長児)

②11~12歳 ※11~12歳の2種混合を3種混合に変更

に百日咳含有ワクチン(3種混合ワクチン)の追加接種を推奨しております。いずれも任意接種(自費)になります。

学童期のお子様を百日咳の感染症から守りましょう。また小さな赤ちゃんでは百日咳が重症化しやすいため、家族が移さないようしっかりと予防しましょう。

百日咳含有ワクチンにつきご相談などありましたら、いつでもお声がけください。

安藤

 

 

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