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起立性調節障害について

2017年10月17日
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朝起きるのがとても苦手で、学校に遅刻したりお休みをしてしまう、けれどもお昼頃には元気になっている。よく立ちくらみ、めまいを訴える、疲れやすい。そんなお子さんは、怠けているわけではなく起立性調節障害という病気かもしれません。

起立性調節障害は、自律神経による心拍数や血圧の調節が上手にできないことが主な原因と言われています。発症や経過には遺伝的な要因、自律神経の働き、生活習慣、ストレスなどが大きく影響していると言われています。

起立性調節障害と診断されたら、病気を正しく理解し、生活の中で以下のようなことに気をつけます。

・早寝早起き

・日中はだるくても横にならない

・暑気を避け、つとめて水分や塩分を摂取する

・立ち上がるときゆっくり立ち上がる、立っているとき足踏みをしたり両足をクロスさせる、立ちくらみがしたらすぐにしゃがむ

・適度な運動を行う

 

それでも日常の生活で困る症状があるときは、血圧調節を助けるお薬を使用します。

お薬の効果がでるまでには数週間かかることもあるので、根気強く治療することが大切です。

 めまいや立ちくらみ、だるくて朝起きられない、などの症状でお困りの方は一度ご相談にいらしてください。

 

安藤

 

 

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