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2018年9月のブログ記事

関東地方で風疹流行の兆しがあります。

風疹は妊娠中にかかると先天性風疹症候群(先天性心疾患、先天性難聴、白内障など)のお子さんが生まれる確率が高くなります。

特に妊娠初期にかかってしまうと確率はかなり高くなると言われております。

国立感染症研究所のHPに詳細が載っております

 https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/429-crs-intro.html

風疹はワクチンによって防げる病気です。

当院では、風疹の予防接種を推奨しております。

現在MRワクチン(風疹、麻疹ワクチン)を使用しており、成人であれば1回の接種

(年代、過去によっては2回)で麻疹(はしか)と風疹のワクチンの抗体を付けることができます。

沖縄、愛知で麻疹が流行しましたが、交通網が発達した現在は、再度流行する可能性は否めません。

名古屋市の助成により、風疹の抗体価が低い方は無料で接種できます。

風疹の抗体価が不明な方は、自費(3240円)で測定後、接種に行って頂くか、測定せずに直接接種することもできます。

ご出産経験がある方は妊娠中に産婦人科で抗体価を測定しているため、名古屋市の補助を受けられる可能性があります。

お子さんの受診時でも構いませんので、一度母子手帳を確認の上、ご希望がありましたらお尋ね下さい。

また1歳、年長児のお子さんは早めに忘れずに接種しましょう。

こどもと大人のワクチンサイトに詳しく書いてありますのでご確認ください。

https://www.vaccine4all.jp/

 

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