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カテゴリ「耳・鼻」のブログ記事

お子さんの鼻づまり

2018年8月4日
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風邪やアレルギー、副鼻腔炎の時ですが、特に夜に鼻詰まりでお困りの親御さん、お子さん

が多いのではないでしょうか?

 

自宅での鼻吸い、鼻かみなど工夫していただいておりますが、なかなか夜寝付けない、

鼻水がのどにおりてきて咳が出てしまうときなどは、お薬が残っていても、当院では

鼻水を吸って、吸入しております。

夜の鼻詰まりの原因になる場所は、自宅での鼻吸い、鼻かみでなかなか取り切れないことも

多いです。

細いシリコン製の吸引の道具を使って、上咽頭と呼ばれる鼻とのどの間の場所

まで吸っていますので、またお声かけくださいね。

お子さんはとても嫌がりますが、一度スッキリとした感覚を覚えると

我慢して処置してくれることも多いです。

またシリコン製の柔らかいチューブなので、気持ちが悪い感覚がありますが、痛みは見た感じ程はありません。

また乳児、幼児のお子さんは麻黄湯という鼻詰まりに効果のある漢方を併用

することもあります。漢方は飲み始めたら飲めるお子さんも多いので、またお尋ね下さいね。

 

おたふくかぜによる難聴

2018年8月4日
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おたふくかぜというと耳の下がパンパンに腫れて、熱が出て、幼少期に皆がかかる病気と思われる方も多いと思います。

今、日本小児科学会はおたふくかぜの予防のために2回(通常1歳と年長)のワクチン接種を勧めています。

今でも感染しあえばより強い免疫ができると思い、意図的に感染させようとする方がおみえになりますが、それはおすすめできません。

おたふくかぜの合併症として、髄膜炎、精巣炎がよく知られていますが、成長した後に気が付かれる原因不明の難聴は、おたふくかぜにかかったことが原因のこともあります。

日本耳鼻咽喉科学会では、おたふくによる難聴の調査を行い、2015~2016年の2年間に300人以上の発症の調査結果を報告しています。

 

 

今回の調査では、学童のお子さんだけでなく、20代から30代の子育て世代の方の発症も多く、お子さんからの感染と考えられています。

片側だけでなく、両側の難聴になる方、平衡機能障害も一緒に起こる方もみえ、また難聴の程度は治療したにも関わらず、高度な後遺症が残ることも多いです。

おたふくかぜにかかった前後に、めまい、嘔吐、吐き気を伴う場合は、おたふくによる難聴の可能性も考えて、耳の状態について診察を受けましょう。

また片側の難聴では、日常生活に支障がないため、お子さんでは難聴に気が付かれずに経過することもあります。

予防できる病気ですので、水痘同様に積極的な接種を勧めています。

当院では自費で2回目の接種を行っていますので、ご希望の方はお尋ねください。

 

文責 耳鼻咽喉科 荒木

 

夜中の急な耳の痛み

2018年6月29日
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夜中の急な耳の痛み

 

 

 

お風邪の前後にお子さんが急に耳が痛いと言い出したら・・・

 

前後に鼻水を伴う症状があったり、発熱、不機嫌などの症状があったら

 

急性中耳炎の可能性があります。

 

痛みは夜中に悪化することも多く、親御さんは心配になり救急外来に受診されることも多いです。

 

 

しかし夜中に耳鼻咽喉科医の診察が受けられる病院は残念ながら

 

少なく、鎮痛剤にて帰宅、翌日受診になることも多いです。

 

自宅に以前処方された解熱剤が残っていたら、使用して経過をみることも

 

良いかと思います。ただし、量や期限はご確認ください。

 

翌日は必ず、耳鼻咽喉科を受診しましょう。

 

痛みが引くと、鼓膜の状態を診なければ判断がつかないことも多く、

 

滲出性中耳炎に移行することもあります。

 

途中から自覚症状はなくなり、大人であれば耳が塞がった感じが残るの

 

ですが、お子さんは訴えなくなります。

 

また一度診断されたら、しっかりと治ったことを確認してもらうまで

 

通院することをお勧めします。

 

 

 

おうちの方が救急事態と判断したら・・・

 

日曜、祝日、年末年始は名古屋市医師会急病センターで耳鼻咽喉科医の当番医が

 

診察を行っております。

 

私も年に数回出務しており、名古屋市内の耳鼻咽喉科医

 

が輪番で診察をしております。下記をご参照ください。

 

http://ishikai.nagoya/kyubyo/

 

 

 

文責:荒木幸絵

 

 

 

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