人によって大きさは異なりますが、舌の付け根あたりの両わきに丸く出っぱっている部分が、扁桃です。扁桃が細菌感染を起こしたものが扁桃炎です。
のどの痛み、悪寒、だるさ、発熱(37℃台~40℃)、手足の関節の痛みといった症状が挙げられます。
腫れ方や炎症の度合いによっては、強い痛みを感じ、嚥下(飲み込み)が困難になるので、食事が摂りにくくなります。
炎症を起こすと扁桃は腫れて大きくなり、時には白い膿の塊が扁桃周辺に付着します。
また、腫れの原因がウィルスの場合には、扁桃炎とともに一時的に肝臓の機能障害を起こすこともあります。